小論文を論述する場合は、分析メモやアウトラインを設計図としてすぐに執筆に取り掛かることができます。今後はテーマごとに柔軟な発想(視点や切り口)で自問自答し、その方向性を吟味しながら分析を進めていくことで、あなたらしさの備わった説得力のある論述ができるようになるのではないかと期待しています.
小論文がすらすら書ける
合格小論文や志望理由書が誰でもかけるようになるノウハウ公開
小論文で様々なテーマに取り組んでいく上で、常に問題意識を持って物事を見つめていく姿勢が大切です.これ以外にもテーマの問題点はないだろうかと広い視野で考え、思いついたことを全てメモに書き出すようにしてみましょう.メモを取る習慣が、今後において、よりよい方向に自分の意見を見つけていく上での出発点になるのです。アウトライン化の段階では、重要だと思われる項目だけを選択することになりますが、メモに書き留めることで見落としを防ぐことができますし、あなたなりの新しい発見へとつなげていきやすくもなるでしょう.
モラルの崩壊について考えるヒント
小論文の頻出課題に「今日の我が国の一部に見られるモラルの崩壊現象の原因をどのようなものだと考えますか」というのがあります。
このことについて、子供のころからインターネットなどの媒体に密接に関わることの悪影響を、その原因として考えることができるでしょう。たとえば「インターネットを通じて多種多様な情報を入手できるという反面、ここにはモラルなるものは存在し得ない。人は、制約を受けず自由にアクセスできるからだ」と主張することができるでしょう。
では、そもそも、モラルとはどのようなものだと考えますか。「モラル」を日本語に言い換えてみると、「道徳観」「倫理観」などの意味になりますね。あなたは、これらの言葉にどのような定義付けをするのかを、まずは考えてみましょう。
日常生活の中で、人のモラルが問われるということは、どういうことなのでしょうか。、「子供がモラルを身に付けていくのは、人と人との対話や交流の中でこそなのである」と考えればこれはよい視点だと思います。
人と人との関わりの中から、あなた自身とは違う他者の存在に気づき、多角的なものの見方が培われていくのではないかと思います。しかし、このような人との関わりは、インターネットを通しても可能なことがあるのではないでしょうか。
例えば、チャットを通したカウンセリングによって癒しを得て、あなたの将来に希望が持てるようになる人もいます。現実の生活でも、インターネットを通してでも、モラルの基本として大切なことは、人が人を思いやるということではないかと思われます。
あなたが何を得られるか、何をしてもらえるか、ということよりも、あなたは人に何をしてあげられるだろうか、という視点で現実の世界の中に、他者と共生していこうとする態度をとることなのではないかと思います。
チャットなどで、「顔が見えないと、自分の思ったことを気づかいもせずに言える」ということに着目できます。気遣いをしないということは、相手の気持ちを重視しないということではないかと思います。
他者を気遣わず、自己の考えや欲求にばかり目を向け、固執し、自分の内側へ、内側へ、と向かっていく傾向が、現代の人々は強くなってきているのではないでしょうか。このようなことが、あなた自身が様々な人によって支えられている現実の社会に生きているのだという実感を失わせ、モラルの崩壊現象を招いているのではないかと考えることもできるかもしれません。
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