小論文を論述する場合は、分析メモやアウトラインを設計図としてすぐに執筆に取り掛かることができます。今後はテーマごとに柔軟な発想(視点や切り口)で自問自答し、その方向性を吟味しながら分析を進めていくことで、あなたらしさの備わった説得力のある論述ができるようになるのではないかと期待しています.
小論文がすらすら書ける
合格小論文や志望理由書が誰でもかけるようになるノウハウ公開
小論文で様々なテーマに取り組んでいく上で、常に問題意識を持って物事を見つめていく姿勢が大切です.これ以外にもテーマの問題点はないだろうかと広い視野で考え、思いついたことを全てメモに書き出すようにしてみましょう.メモを取る習慣が、今後において、よりよい方向に自分の意見を見つけていく上での出発点になるのです。アウトライン化の段階では、重要だと思われる項目だけを選択することになりますが、メモに書き留めることで見落としを防ぐことができますし、あなたなりの新しい発見へとつなげていきやすくもなるでしょう.
小論文頻出テーマ 『現代の日本語事情』のアプローチの仕方 その4
小論文頻出テーマ『現代の日本語事情』について考えましょう。
全体的には、分かりやすく印象のよい論述を心がけてください。欧米化する日本語、新語、造語が横行する日本語事情に問題点を見つけ、その原因を探り、結論で「多くの情報から必要なものを選びとることが必要だ」と主張することが可能です。しかし、欧米化する日本語、新語、造語の横行が及ぼす影響の分析と問題の原因の追求が不十分になると、結論として述べられている問題解決策に今ひとつ説得力が感じられなくなりますから注意が必要です。
まず、欧米化する日本語、新語、造語の横行によって、整った日本語が乱れ、日本語という文化が喪失する可能性があると指摘できますが、この問題点についてもう少し深く考える必要があります。欧米化する日本語、新語、造語には「いわゆる整った日本語」とは違う点があると考えるでしょう。では、欧米化する日本語、新語、造語と「整った日本語」との相違点は何でしょう? たとえば、既存の日本語を「日本の文化」と考えているようですが、欧米化する日本語、新語、造語も「日本の文化」とは考えられないでしょうか。そもそも、「整った日本語」の定義とは何でしょう。
また「日本人ならではの文化」とは何でしょうか。欧米化する日本語、新語、造語、そして「いわゆる整った日本語」「日本文化」の本質について整理することで、欧米化する日本語、新語、造語が既存の日本語に与える影響とそこから起こると想定される問題点についてより詳しく説明することができると思います。
欧米化する日本語、新語、造語が横行する原因について考ることができればその視点は良いと思います。そこで、テレビが日本語の欧米化や新語、造語の横行にどのような影響を及ぼしているのか、詳しく考えてみてください。テレビ番組の作り手が新語や造語を造り出しているのでしょうか。テレビから発せられる多くの情報が日本語を変えてしまっているのかもしれませんね。そうだとすればどのような過程でそうなっていると考えられますか。テレビ以外にも新聞や雑誌、対面コミュニケーションにおいても日本語を変える原因は考えられないでしょうか。原因の追求もさまざまな角度からできると思います。あなた自身も、日常的にこれらの言葉を使う場面はないか、考えてみてください。日本語で表現できるところをあえて英語にしたり、短縮や比喩、合成、暗号化などをしたりしていませんか? それはどのような時に使っていますか? 同世代の友人や仲間とでは意味が理解できても、違う世代の人に伝わるでしょうか? なぜ違う世代の人に通じないような言葉を使うのでしょう? その心理にも目を向けてみてはいかがでしょう。
また、「国際化や歴史の発展の証拠である」と、別の面から欧米化する日本語、新語、造語の横行を見ていくこともできます。そこから、欧米化する日本語、新語、造語の横行もある程度仕方のないことだと考えているようですが、では、どの程度までなら日本文化を衰退させるまでの影響を及ぼさないと思いますか。この問題を考えるとあなたの主張にたどり着くこともできると思います。では、その基準は何に頼ればいいのでしょう? 具体的な基準を整理し、明確にしてみると良いと思います。
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