小論文を論述する場合は、分析メモやアウトラインを設計図としてすぐに執筆に取り掛かることができます。今後はテーマごとに柔軟な発想(視点や切り口)で自問自答し、その方向性を吟味しながら分析を進めていくことで、あなたらしさの備わった説得力のある論述ができるようになるのではないかと期待しています.

小論文がすらすら書ける

合格小論文や志望理由書が誰でもかけるようになるノウハウ公開

小論文で様々なテーマに取り組んでいく上で、常に問題意識を持って物事を見つめていく姿勢が大切です.これ以外にもテーマの問題点はないだろうかと広い視野で考え、思いついたことを全てメモに書き出すようにしてみましょう.メモを取る習慣が、今後において、よりよい方向に自分の意見を見つけていく上での出発点になるのです。アウトライン化の段階では、重要だと思われる項目だけを選択することになりますが、メモに書き留めることで見落としを防ぐことができますし、あなたなりの新しい発見へとつなげていきやすくもなるでしょう.

小論文頻出テーマ 『大人になること 』のアプローチの具体例 その5

 

 高学歴でも「大人」になりきれていない人の例として、身近な人の例、たとえばあなたの伯父さんをあげるのは面白いアイデアです。そうすればあなたがが問題を身近にとらえようとする姿勢として評価されることでしょう。ただ、どのような点で常識を知らないのかが書かれていないのであれば説得力に欠ける可能性があります。この説得力に欠けるというのは内容が抽象的であるという意味でもあります。

 その原因を探ってみると、分析メモでの考察不足が考えられると思います。まず課題文の要約から始めて筆者の意見をしっかりと把握しているのは良いのですが、そこから「自分は何を感じるのか」「どう考えるのか」「なぜそう思うのか」が追及されていないようですね。<意見>としている部分が、あなたの最も言いたい部分になるわけです。

そこで、aでは「なぜ賛成なのか」を考えて書き出してみましょう。また、bでも具体的な例や「ピーターパンシンドローム」「パラサイトシングル」の現状をもう少し自分なりに分析してみると良いですね。そうすると、あなた自身も感じている「大人になりたい気持ち」と「子供のままでいたい気持ち」が交錯する青年期の心理分析がより深く行なわれるのではないでしょうか。経験を通してさまざまな試練を乗り越えることが「死」にあたり、それによって精神的に成長して大人になるということが、「再生」なのであると言おうとしているのではないでしょうか。子供が成長期においてどのように大人社会との関わりを深めていくのか、その心理変化と内面世界を探ることがこのテーマでは論点になると思います。

また、あなた自身が考える「大人」を明確にすると同時に、「子ども」の定義も考えてみましょう。

 大人としての常識とはどんなものでしょうか。常識という言葉は非常に説得力を感じる言葉ですが、その意味内容を考えてみるとよくわからない言葉です。日本の常識は世界の非常識などと言うように、人や国が変わればその常識も変わります。常識という言葉は主観的な言葉なのです。

 結論をまとめるとき、まずあなたがどんな大人になりたいのかを考えてください。そのために、これからあなたは具体的にどんなことをする必要があるのでしょうか。あなたの考える「子どもたちに伝える教育」の内容としても大切です。「大人」になるための教育とは、子供のときからどのような精神面の成長を促す教育をおこなう必要があるでしょう。「大人」に必要なものが明確になっていれば、具体的にどんな教育が必要なのか明らかになってくるはずですね。じっくりと考えてみましょう。

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