小論文を論述する場合は、分析メモやアウトラインを設計図としてすぐに執筆に取り掛かることができます。今後はテーマごとに柔軟な発想(視点や切り口)で自問自答し、その方向性を吟味しながら分析を進めていくことで、あなたらしさの備わった説得力のある論述ができるようになるのではないかと期待しています.
小論文がすらすら書ける
合格小論文や志望理由書が誰でもかけるようになるノウハウ公開
小論文で様々なテーマに取り組んでいく上で、常に問題意識を持って物事を見つめていく姿勢が大切です.これ以外にもテーマの問題点はないだろうかと広い視野で考え、思いついたことを全てメモに書き出すようにしてみましょう.メモを取る習慣が、今後において、よりよい方向に自分の意見を見つけていく上での出発点になるのです。アウトライン化の段階では、重要だと思われる項目だけを選択することになりますが、メモに書き留めることで見落としを防ぐことができますし、あなたなりの新しい発見へとつなげていきやすくもなるでしょう.
高齢化社会に関する考え方の一例 3
たとえば「高齢者の本心は、絶対家にいたいはずだ」と断言して主張するとしましょう。ではその確信の根拠は何でしょう。根拠もなく強固に論を進めると読み手に反発を招くだけです。自分の主張を補強する材料をもっと追求しなければなりませんね。あなたの身近に、高齢者を抱えている家族はいませんか。あなたの祖父母はどうされていますか。まず、具体的に現実を見つめて、自分の主張の基になる根拠を確認してみることが欠かせません。身近な体験例があればそれだけ説得力もあります。周りの状況を把握せずにたとえば「若者と高齢者が楽しく生きていけるように」と述べても、無責任とも机上の空論ともなります。
あなたが若者の一員として、小さくても行動を起こせる事はないかと自分に問うくらい、責任ある視点で述べていくことが大切になります。それが加わると、文章力、構成力のしっかりした小論文は、活気を持ってくるはずです。
また、理想論や高齢者に対する勝手な思いこみで展開しても読み手に訴えるものはありません。まず、自分のできることを考える、老人が老人ホームへと考える裏事情に思い至る、高齢者を抱える家族の気持ちをくみとるなど、深く現実を読みとることから始めることが大事です。
高齢者の一人暮らしを一つの問題として取りあげて論を進めていることもできます。「老人ホーム」は、姥捨て山でしょうか。老人の身になって先入観なしに考えてみましょう。本当に一人暮らしの人は、食事がついていて、仲間もいて、医者、看護婦の待機する老人ホームはあこがれかもしれませんね。家族と良い関係を作れないまま家に残るより、お金さえあれば気ままな老人ホームがいいという人もいるでしょう。また、心優しい家族は昼間皆外で働いていて、ひとり家に残る高齢者を心配してホームへ預けるということもあるでしょう。現在では、「老人ホーム」も「ケアハウス」「ケアマンション」と呼ばれ、名実ともに従来の姥捨て山という考えを刷新しています。そういう現状が事実として存在します。
最後のポイントは具体的に、自分ができることを述べる、自分の経験から出たことばで述べると言った具合に、話の中に地に足をつけた自分を登場させると、より内容ある論文になります。そのためにもまずは丁寧な自問自答を行いましょう。考えながら書いていては、視野が狭くなり、論点も浅くなりがちです。よほど書くことに熟練している人でも、こういった作業は行っているものです。
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